ピーター・タスカ氏、非鉄金属や化学に強気-日本株ファンドは好成績
記事を要約すると以下のとおり。
日本株ストラテジストの草分け的存在であるピーター・タスカ氏は、非鉄金属や化学株に対し強気な見方をしている。TOPIX(東証株価指数)のマイナス1.4%に対して大きくアウトパフォームしている。アシスタントポートフォリオマネジャーのベン・ウィリアムズ氏がブルームバーグの取材に対して明らかにした。日本の化学メーカーは石油化学製品による収益割合が高い特殊化学製品よりもマージンが高いため、より安定する傾向にある上、株価収益率(PER)などのバリュエーションは非常に割安だとウィリアムズ氏は判断する。市場予想に基づくPERをみると、非鉄金属と化学株は足元で1桁台と10年間に推移したレンジの下限にある。 タスカ氏は、金利上昇に伴い株式市場は「この2-3年間に見てきた動きの大きな逆転が起こっている」と話す。企業は積み上がったフリーキャッシュフローをどこかに割り当てないといけない環境にあるとみる。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ピーター・タスカ氏、非鉄金属や化学に強気-日本株ファンドは好成績