パウエル議長が高金利長期化を警告もウォール街の投資家は半信半疑か
記事を要約すると以下のとおり。
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は14日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合後の記者会見で、インフレ退治のための利上げ継続の必要性を強調した。金融当局が物価抑制に引き続き強い態度で臨むメッセージを発したと受け止められ、債券相場はいったん下落した。 スティーフル・ニコラウスのチーフエコノミスト、リンジー・ピエグザ氏は「従来予想よりも高い水準に金利を引き上げてそこに維持するというタカ派姿勢を金融当局が強めているのを市場は信じていない」と指摘。 議長はインフレ率がピークに達した可能性を示す最近の兆候を歓迎しつつも、「極度にタイトと表現した労働市場や、賃金上昇が企業の労働コストとインフレを押し上げる圧力につながる点に焦点を定めた。」「議長発言は基本的に「一般に予想されているよりも高い水準に金利を引き上げ、そこに長く据え置く。」実際、パウエル議長自身も当局のピーク金利予想がさらに高くならないと確信を持って言うことはできないと警告した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース パウエル議長が高金利長期化を警告もウォール街の投資家は半信半疑か