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パウエル氏講演でリスク資産買い、成長安定化目指すFRBに追い風

記事を要約すると以下のとおり。

パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は23日、インフレとの闘いで米金融当局がその任務を果たしたと、これまでで最も決定的なシグナルを発した。
S&P500種株価指数は23日、過去最高値まであと1%の水準まで上昇し、7月半ばごろに始まった下げをほぼ帳消しにした。
 こうした市場状況はパウエル議長にとって好都合だ。
 プリンシパル・アセット・マネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、シーマ・シャー氏は「連邦準備制度がよりハト派的なスタンスに転換し、抑制よりも刺激に重点を置くことで、リスク資産のラリーは米金融当局にとって逆風ではなく追い風となっている」と指摘。
ウォール街では、今年あと3回ある連邦公開市場委員会(FOMC)会合のうちの1回で25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)以上の利下げを排除しない示唆と解釈された。
 結局のところ、インフレ時代に批判の嵐にさらされたパウエル氏は「私はパウエル氏を称賛する立場にはないが、選択肢を残しておくという判断は非常に賢明だと思った」と述べた。
 ハト派的な政策転換への期待から、米クロス資産市場のパフォーマンスを測る「ブルームバーグ米国EQ:FI60:40指数」は最高値を更新。
債券市場のボラティリティーの指標は、5月と7月の低水準は上回っているものの落ち着いている。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース パウエル氏講演でリスク資産買い、成長安定化目指すFRBに追い風

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