バーナンキ氏、７月の米利上げが「最後となることはあり得る」

バーナンキ元米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長は、来週の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で広く予想されている利上げが現在の引き締めサイクルで最後になる可能性はあると述べた。
　パシフィック・インベストメント・マネジメント（ＰＩＭＣＯ）の上席顧問としてウェビナーで話したバーナンキ氏は、インフレ率は「来年早期には3％から3％プラスの範囲に下がり、ＦＯＭＣはそこから時間をかけて2％目標に押し下げようとするだろう」とバーナンキ氏は述べた。
米ＰＣＥ価格指数の伸び鈍化、実質消費は横ばい－景気失速を示唆(2)　　ＦＲＢがインフレとの闘いで勝利を宣言するには、その前に労働市場で需給バランスの改善を確認したいだろうと、同氏は指摘。
　「非常に驚くと述べた。」