ドル・円132円前半、米ＩＳＭ製造業指数受けた米金利低下でドル安に

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル＝132円台後半で推移。
 ドル・円は午前11時42分現在、前日比0.2％高の132円72銭。
　三井住友信託銀行ニューヨークマーケットビジネスユニットの土井健太郎主任調査役は、きょうの東京市場について「原油先物価格上昇のリスクの影響と米景気懸念の間で綱引きになりやすい上、今週は米雇用関連の指標が続くため、その見極めになりやすい」とみている。
この結果を受けて米国債相場が上昇。
欧州時間朝方にはインフレ懸念の再燃から米2年国債利回りは同7ｂｐ上昇していた。
　今週は米雇用市場を見極める上で重要な指標の発表が相次ぐ。
ドル・円は「原油減産を受けても日足・一目均衡表の基準線で上値追抑えられ重さを感じる。」
イースターを控えて市場参加者が若干減っていることも方向感が出づらいことにつながりそうとみている。