ドルは141円台後半、政策バイアスの違いが円圧迫－142円上抜けの声も

20日の東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル＝141円台後半で推移。
「明確に上抜けした場合は当局のコメントも注目される」と言い、金融当局の口先介入を警戒しつつ、緩やかな上昇を見込んでいる。
　後藤氏は「パウエル議長が強いメッセージを出す段階ではなく、基本的にはデータ次第という感じだろう」と指摘し、今後発表される米国の経済指標の改善を見極めながら利上げの織り込みを進める展開だという。
ポンド・円は1ポンド＝181円台前半で推移した。
欧州中央銀行（ＥＣＢ）が利上げ継続姿勢を示す中、東京市場では一時155円33銭と、2008年9月以来のユーロ高・円安水準まで上昇した。