ディストレスト債不安、新興国で再燃-米国債との利回り格差急拡大
記事を要約すると以下のとおり。
米国債利回りの急上昇で新興国市場全体にデフォルト(債務不履行)の波が押し寄せるのではないかとの懸念が再燃しており、多額の債務を抱えて苦境に立たされているどの国が最初に支払いを滞らせるか、あるいは再編を余儀なくされるかについて投資家は考えを巡らせている。 エチオピアは次にデフォルトに陥る可能性が最も高い国の一つと投資家から見なされており、米国債に対するスプレッドはほぼ50ポイントに達している。新規債券発行も減少し、需要不足がうかがえる。 BCQリサーチの新興国市場担当チーフストラテジスト、アーサー・ブダギャン氏は「世界の金融システムに大きな犠牲が出ることなく、現在の債券利回り上昇局面が終わったとしたら不思議だ」と語った。
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