テクノロジー株不振が隠すS&P500種指数の実体-幅広い銘柄が上昇
記事を要約すると以下のとおり。
米S&P500種株価指数は依然テクニカルには弱気相場から抜け出せずにいるが、表面ではなくその中身をよく見ると大半の銘柄が大きく上昇していることが分かる。同指数は時価総額加重平均の方法を採っていることから、時価総額は2兆ドル(約255兆円)を超え、両社を合わせるとS&P500種の下げの半分近くはアップル、アマゾン・ドット・コム、テスラ、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズというわずか5銘柄に起因する。これは両社の株価動向が、エネルギーと素材、公益事業カテゴリーの全ての企業以上に指数の動きを左右することを意味する。同指数は全体の回復を巡り「さらに深い見方」が得られるため重要だと指摘する。インフレ鈍化で米連邦準備制度は利上げペース減速の余地 テクノロジー株以外の好調は一般投資家にとって明るい展開だとラデンバーグ・ソールマン・アセット・マネジメントのフィル・ブランカート最高経営責任者(CEO)は指摘。「分散化されたポートフォリオはリスク低減につながり、アウトパフォームの機会をもたらす。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース テクノロジー株不振が隠すS&P500種指数の実体-幅広い銘柄が上昇