スターリンクは「黒字領域」なのか－マスク氏、コスト明かさず

米宇宙開発企業 スペースＸは世界で最も評価額の高い未公開企業の1社だが、同社の人工衛星事業「スターリンク」はまだ稼ぎより出費が多い。
　財務内容の公表が義務付けられていない非上場企業が、資金調達の際に数字を丸めたり調整したりすることは起こり得る。
　同社は大半が自社製の再利用可能なブースターによってロケット打ち上げコストを削減。
SpaceX'sLoftySatelliteInternetAmbitionsSource:JonathanMcDowell,SmithsonianObservatoryastronomer;Planet4589.org;Bloomberg　　今や米政府の宇宙開発計画に不可欠な民間企業となったスペースＸの売上高の半分以上をスターリンクが占めるようになるという。
　スペースＸのグウィン・ショットウェル社長は先月、ゴールドマン・サックスのパートナーであるスージー・シャー氏とのインタビューで、「地球上には恐らく150のロケット顧客がいるが、スターリンクには80億の潜在顧客がいると語った。」