ジャクソンホール講演に影響か－米雇用者数、基準改定で100万人減も

米雇用者数は今年3月までの1年間の伸びが、当初の推定よりはるかに弱い可能性が高く、米連邦準備制度が利下げでさらに後手に回っていると不安を助長しかねない。
確定値は来年初めに公表される。
インフレが落ち着き、労働市場のデータが幅広く軟化する状況で、連邦準備制度がいつ、どの程度の幅で利下げを開始するのか、投資家らは知見を得ようとしている。
　現状のＢＬＳのデータによると、2024年3月までの1年間で、米雇用者数の伸びは290万人（月平均24万2000人）となっている。