サマーズ氏、FRBはインフレでの過ち克服-「どん底」から立ち直った
記事を要約すると以下のとおり。
サマーズ元米財務長官は、米金融当局は2021年のインフレ急上昇に対して迅速に行動しなかったことで、米金融政策史上の「どん底」に陥ったが、最終的には景気を正しい方向に導く上で十分な行動を取ったと語った。ここ数十年で最悪となったインフレを鈍化させるという仕事の完了を目指しつつ経済の力強さ保持に取り組む中、連邦公開市場委員会(FOMC)が9月に利下げを開始するとの見通しを裏付けたほか、労働市場のさらなる冷え込みを防ぐ意図を明確にした。ハーバード大学教授の同氏はブルームバーグテレビジョンに定期的に出演する。 9月のFOMC会合で利下げを実施することは「正しいことだ」としながらも、金融政策の中期的な見通しについては、むしろもっと慎重になる必要があると同氏は論じた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース サマーズ氏、FRBはインフレでの過ち克服-「どん底」から立ち直った