ゴールドマン、23年度コアＣＰＩ予想2.8％に上方修正-日銀との差拡大

ゴールドマン・サックス証券は、2023年度の生鮮食品を除く消費者物価指数（コアＣＰＩ）予想を上方修正した。
　同証券エコノミストの太田知宏、田中百合子、馬場直彦3氏は、「日銀が7月に物価見通しを上方修正の要因としている。」
ブルームバーグがエコノミスト47人を対象に1日から6日まで実施した調査では、政策修正のタイミングを7月と予想する向きが最も多かった。
情勢に大きな変化がなければ、7月の次回リポートで23年度の見通しの引き上げが議論になる可能性を関係者(1)【視点】期待インフレ率を示すブレーク・イーブン・インフレ率（ＢＥＩ）は、10年物が9日に1.06％と15年以来の高水準を付けた。