ウォール街貸し手に逆風-米所得下位40%世帯、流動資産17万円減
記事を要約すると以下のとおり。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の下で蓄えられた資金がなくなり、米国の消費者、特に所得が比較的少ない人たちが金銭的な苦境に直面しつつある。 債務返済負担の増大に伴い、個人消費のパターンが減速しつつある経済成長と今は整合的だと最近指摘した。ブルームバーグ・エコノミクス(BE)の推計によると、所得分布の下位40%に属する平均世帯の流動資産はパンデミック前と比較し、インフレ調整後で1200ドル(約17万円)減った。InflationHasBeenEatingAwayatThePandemicSavingsBufferSource:Bloomberg ニューヨーク連銀の調査結果によれば、6月にクレジットカードと住宅ローン、住宅ローンの借り換え申し込みが拒否された割合はいずれも2月から増加し、信用履歴に不安のある借り手の選択肢は狭まりつつある。サブプライム(信用力の低い個人向け)自動車ローンの延滞率は、5月としては過去最も高い。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ウォール街貸し手に逆風-米所得下位40%世帯、流動資産17万円減