ウォール街の米株価回復期待が後退-厳しい1年受け早期好転見通せず
記事を要約すると以下のとおり。
米国株にとって厳しい1年が終わりに近づく中、ウォール街には見通しが早期に明るくなるとの確信はほとんどない。 CFRAのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストーバル氏は「リセッション(景気後退)に向かっているが、それは来年の2つの話のうちの半分で、後半は株式市場が回復する可能性が高い」と指摘。そのタイミングは過去を振り返ると、株式相場に2桁のリターンをもたらしてきた。 パオリーニ氏は「まだ弱気相場にいる」と述べ、「インフレのピークは明らかだが、株式相場は来年、弱含みになると予想する。23年はインフレよりも経済成長の方がはるかに大きな懸念だと論じた。さらに、企業収益予想はまだ過度に楽観的かもしれないリスクがある。米株式相場が今年売りたたかれたことで、ウォール街のストラテジストは少なくとも20年ぶりに弱気に転じており、予想平均ではS&P500種が来年下落すると見込まれている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ウォール街の米株価回復期待が後退-厳しい1年受け早期好転見通せず