ウォール街に新「恐怖指数」誕生へ、ゼロDTEの時代にVIX出遅れ
記事を要約すると以下のとおり。
約1カ月前、
銀行危機の可能性に身構えるウォール街の目には、注目度ナンバーワンのボラティリティー指数は奇妙に映った。 「恐怖指数の異名がついたVIXは、市場のセンチメントを計り知る上で信頼されていたが、ここにきて精彩を欠いているのには諸説ある。」 VIXは期間23ー37日のデリバティブを用いて計算されるため、超短期のセンチメントを反映するのは難しいというのが、その考え方だ。ボラティリティー指数(コード:VIX1D)は24日に導入される予定だ。 RBCキャピタル・マーケッツのデリバティブ戦略責任者、エイミー・ウー・シルバーマン氏は「かなりのボリュームが超短期に向かったため、この展開は納得がいく」と話す。CBOEの期間9日VIX(コード:VIX9D)は今年、通常のVIXよりも高い水準に位置することが珍しくない。 市場のセンチメントを測る上でVIXの役割を疑問視する声は、数カ月前から増えていた。経済データの軟化や、米債務上限を巡る不安の強まり、これまでのところ強弱まちまちの決算発表にもかかわらず、過去1年余りでの最低付近で推移している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ウォール街に新「恐怖指数」誕生へ、ゼロDTEの時代にVIX出遅れ