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ウォール街、業績リセッション終了を予想-4~6月は減益続く見込み

記事を要約すると以下のとおり。

米企業の決算シーズンが終わりに近づきつつある中で、そこから読み取れることは明確だ。
ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のデータによると、エネルギー部門を除けば、今期(7-9月)は増益に転じると予想される。
 また、JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ(BofA)など米大手銀の担当者たちは、景気の落ち込みに関する悲観的な警告を後退させている。
企業は高金利環境と力強い賃金上昇を心配されたよりもうまく乗り切りつつあり、それが景気減速懸念を打ち消していると語った。
 企業業績はおおむね例年並みのペースで予想を上回ったものの、投資家は満足してはいない。
1)利益上振れへの鈍い反応  BIがまとめたデータによれば、S&P500種を1.7%下回るパフォーマンスだった。
2)話題はAI、インフレへの言及は急減  RBCキャピタルマーケッツの米株式戦略責任者ロリ・カルバシナ氏がブルームバーグのトランスクリプトを分析したところによると、物価上昇圧力が緩やかになるにつれ、インフレとサプライチェーン、労働への言及は企業決算説明会で急速に減少しつつある。
コスト削減への取り組みの結果、2023年後半にはテクノロジーと通信サービスセクターで利益率の大幅な改善が見込まれる。
5)業績リセッション、ほぼ終了  アナリストによる今後の年間利益予想は、下方修正よりも上方修正の方がハイペースとなっている。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ウォール街、業績リセッション終了を予想-4~6月は減益続く見込み

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