ウォール街、株価暴落へのヘッジ需要消失－落ち着き取り戻す

数週間にわたった米市場のドラマが終わり、ウォール街の至る所に平和が訪れている。
　先月は政策金利がより高くより長く維持されるのではないかとの懸念が市場に広がり、株のボラティリティーが高まる中で投資家はデータを重視する米金融当局をもはや敵視していない。
  　　ウォール街は落ち着きを取り戻した。
「恐怖指数」と呼ばれるＶＩＸ指数の予想変動率指標であるＶＶＩＸ指数は2015年以来の低水準となり、株価急落に対する投資家のヘッジ意欲後退が示唆された。
また経済データはまちまちで、専門家も景気循環の方法を見極めるのは難しい。
エコノミストは前月比0.4％上昇と、3月から横ばいになると予想している。