ウィーワークのリース解約、商業用不動産ローン債権3800億円に影響か
記事を要約すると以下のとおり。
シェアオフィス事業が行き詰まり、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した米ウィーワークは、少なくとも69の物件のリース契約を打ち切る予定だ。破産申請によって、同社はリース契約やウィーワークのウェブサイトに掲載されなくなったオフィススペースに基づき、最近撤退したか、近くを手を引く物件にエクスポージャーを持つローン債権を総額25億ドルと推計している。 バークレイズのアナリスト、リー・オバービー氏らは8日のリポートで、「(ウィーワーク関連の)CMBSのエクスポージャーは90億ドルに上りそうだ。」WeWorkSeekstoTerminateNearly70LeasesLeaselocationsbycitySource:BankruptcyfilingsNote:ExcludesfiveleasesinCanada. ムーディーズ・インベスターズ・サービスの仕組み金融チームのシニアバイスプレジデント、マシュー・ハルパーン氏によれば、ムーディーズが格付けしたCMBSディールの1%に相当する約41件(総額約35億ドル相当)の裏付けとなる物件で、ウィーワークは上位5位のテナントに入っている。 「ウィーワークの行動は影響が波及する公算が大きい。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ウィーワークのリース解約、商業用不動産ローン債権3800億円に影響か