インフレ期待表すBEI、円安で4カ月ぶり高水準に-日銀思惑再燃も
記事を要約すると以下のとおり。
金融市場が予測する先行きの物価上昇率を示したブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)が4カ月ぶりの高水準となった。日銀のイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)によって10年国債金利が0.4%台前半で推移しているのに対し、物価連動債の利回りから計算した期待インフレ率はおよそ2倍の水準だ。 日銀が現行の金融緩和策を維持した4月28日以降、円は対ドルで4円程度下落し、対ユーロでは2008年以来の安値に下げた。 BNPパリバ証券の井川雄亮債券ストラテジストは、東京都区部のCPIが上振れている状況を踏まえると、「7月の展望リポートで目先の物価見通しを上方修正する必要は出てくるかもしれないと話している。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース インフレ期待表すBEI、円安で4カ月ぶり高水準に-日銀思惑再燃も