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インド総選挙で大きな後退、モディ首相の誤算とは-QuickTake

記事を要約すると以下のとおり。

インドのモディ首相は、今回の総選挙で大きな後退を余儀なくされ、自ら率いるインド人民党(BJP)が下院で単独過半数を失う方向だ。
一方、国民会議派を中心とした20を超える政党から成る野党連合は、多くの重要選挙区で足掛かりを得た。
今後の展開は  BJPは単独過半数を獲得できなかった場合、最多得票政党が過半数を失うが、モディ首相は続投する考えを表明。
 モディ首相が続投で十分な支持を得られなければ、別の指導者を求めたり、野党陣営にくら替えしたりする動きが出て、リーダーシップに疑問符が付く可能性もある。
バラナシで5月に開かれた選挙集会に参加したモディ首相とBJPにとっての誤算とは  BJPの選挙キャンペーンは、ヒンズー至上主義的な公約の実現とモディ氏個人のブランドに大きく依存していた。
盛り返しのきっかけをつかんだ野党連合は、こうした問題を取り上げ、与党が一部少数民族に対する格差是正措置の削減に動くのではないかとの懸念を招いたとの分析だ。
タミルナド州で4月に開かれたモディ首相との選挙集会参加者Photographer:DhirajSingh/Bloombergインドにとっての意味合いとは  BJPの与党連合パートナーの多くは、同党のアジェンダの中心であるヒンズー寄りの見解を共有しているわけではない。
経済面では、BJP主導の政権が引き続きビジネス寄りの政策を追求するとみられるが、国民からの負託は弱まっているため、エコノミストらが成長維持に必要だと指摘する労働・土地規制を巡る改革の断行は難航する恐れがある。
モディ首相は、インドのこうした立場がすぐに変わるとはみていない。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース インド総選挙で大きな後退、モディ首相の誤算とは-QuickTake

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