イラン原油輸出、18年以来の水準に急増－相場のさらなる重しに

イランの原油輸出量がここ約5年で最大に増えており、同国は再び地政学的な影響力を強めている。
その大部分は中国が割引価格で購入しているという。
　だが、イランによる供給拡大は、景気の弱含みや安価なロシア産原油が重しとなっている原油市場にとってさらなる逆風だ。
ＩＥＡはイランの産油量が日量290万バレルと、2018年終盤以来の水準に回復したと分析。
ＯＰＥＣプラスで同じく経済制裁の対象となっているロシアとベネズエラ両国に加え、イランによる供給拡大が上乗せされ相場を圧迫している。
原題：IranianOilIsQuietlyFloodingIntotheGlobalMarketAgain（抜粋） 。