イランの報復受けたイスラエル、防空システムは有効か－QuickTake

数日前から予想されていた通り、イランは13日夜、ミサイルと無人機でイスラエルに大規模 攻撃を加えた。
今回の攻撃で、イスラエルと同盟国はイランが発射した200機の無人機とミサイルの「大部分」を迎撃した。
しかし、アイアンドームは4キロから70キロと射程の短いミサイルや無人機を探知・破壊するように設計され、射程は最長200キロと報じられた。
これはガザだけでなく、親イラン・イスラム教シーア派組織ヒズボラが、15万発のミサイル（一部は精密誘導ミサイル）を保有しているとされるレバノン南部もカバーできる。
　さらに「Ｃドーム」と称する海上移動型アイアンドームが稼働し、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がイスラエル南部に向けて発射した無人機の撃墜に成功したと今月発表した。
　だが、イスラエル軍は多数の飛翔（ひしょう）体が同時に発射された場合、アイアンドームを含む防空システムが対処不能になる恐れがあると認める。