アルファベット株下落、10-12月は低調な広告需要が重し
記事を要約すると以下のとおり。
米グーグルの親会社
アルファベットが2日発表した昨年10-12月(第4四半期)決算では、業績がアナリスト予想をわずかに下回った。1株利益は1.05ドルで、市場予想の1.20ドルを下回った。米司法省は違法な独占の疑いがあるとし、同社の広告テクノロジー(アドテク)事業の分割を求めている。 スンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は業績に関する説明で、人工知能(AI)を中心に据え、一部のAI事業に取り込まれる状況を反映するためだという。 ピチャイ氏は発表資料で「検索などで今後発表するAI主導の跳躍に胸を躍らせている」とし、「アルファベット全体でコスト構造を持続的な形に見直し、財務が持続可能で活力があり、成長力のある事業を構築する重要な道のりにあると述べた。まだ黒字化しておらず、クラウドコンピューティングで競合するアマゾン・ドット・コムやマイクロソフトに出遅れてはいるものの、検索事業が成熟する中で、アナリスト予想並みだった。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース アルファベット株下落、10-12月は低調な広告需要が重し