アマゾンもついに配当開始か、膨らむ手元資金－株主還元はトレンドに

アマゾン・ドット・コムは今年、手元資金が1000億ドル（約15兆3650億円）を超えると予想されており、他の超大型ハイテク株に続き、株主還元を手厚くする機が熟していると言えそうだ。
アマゾン株価は年初来20％上昇し、上昇率はナスダック100指数の13％を上回っている。
またアマゾンが支出や収益性改善にとのシグナルにもなるだろうと指摘。
アマゾン株価はナスダック100指数をアウトパフォーム出所：ブルームバーグ　　アマゾンのフリーキャッシュフローは今年、倍近くに膨らむと見込まれており、同社が株主還元の1つの手段だが、他のハイテク大手に追随し、アマゾンが初の配当を実施するとの臆測も出ている。
　ブルームバーグがまとめたデータによると、2023年末時点でアマゾンの手元資金は860億ドル余り。
メタ・プラットフォームズとアルファベットは今年に入って配当を150％増の1株当たり10セントに引き上げている。
 　　ここにきて無配の企業は目立つようになっている。
原題：Amazon’sSwellingCashPileMakesConditionsRipeforDividend（抜粋） 。