ぬか喜びのウォール街-195兆円規模のCLO市場縮小、経済にも影響
記事を要約すると以下のとおり。
レバレッジドファイナンス、つまり企業の合併・買収(M&A)の原動力となり、1兆3000億ドル(約195兆円)規模のローン担保証券(CLO)市場を潤す融資に携わる投資バンカーは、つかの間の喜びに浸っていた。10年に及ぶ低金利期にバンカーはCLOをニッチな証券化ビジネスから資本市場の一つの柱に育て上げた。フェデレーテッド・ハーミーズの投資家、アンドルー・レノックス氏は「CLO市場はしばらく混乱している」と語る。銀行など一般的な金融機関は融資に消極的で、低格付け企業の借り換えが一段と厳しくなる。欧州ではそれ以上だ。金融危機以前 需要減少により既発証券の借り換えが困難になっていることから、多くのCLO運用会社も苦しんでいる。だが、今の新たな傾向はCLOのコール(期限前償還)で、かつての真逆だ。だが、今はそれほど簡単な道ではないと言う。 CLOはトランシェに分割されており、シニア部分が最もリスクの高い層を構成する。 JPモルガンとシティ、ウェルズ・ファーゴ、BofAの担当者はコメントを控えた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ぬか喜びのウォール街-195兆円規模のCLO市場縮小、経済にも影響