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今すぐその思考と感情をインターネット上に吐き出しなさい。

分かったつもりになっていることでも、いざ誰かに伝えてみようとするとうまくいかない、ということが良くある。
書いて誰かに伝えてみることで、しっかりと自分の学びになり、思考が整理される。
思考を整理するためにもどんどん書いてアウトプットしたほうがいい。

ブログやfacebook、Twitterでもなんでもいい。
オンラインの世界には、決して役に立つ文章ばかりではない。
だれでもが簡単に情報発信できるようになった今、たくさんのゴミ、駄文が溢れている。
あなたがどんなにインターネット上にごみ文章を吐き出そうが、1mmも影響がない。
無視されるし、気がつかれないだけだ。
だから、自分が発信する情報に自意識過剰になる必要はない。どんどん発信すればいい。

しょせん、まともに人力で入力する文章なんぞ、たいした分量にはならない。
テキストだけなら、昔のフロッピーディスク1枚分の文章を入力するだけでも大変なこと。約50万文字と言われている。
1分間に50文字、24時間入力続けて7日間かかる計算なのだから。

就職したばかりの頃、仕事で与えられたボールペンのインクを使い切って「ボールペンのインクって使い切れるんだ」ということ実感した。それ以前はボールペンを使うこと自体そんなになかったし、字を書くことがなかった。
そういえば、フロッピーディスクの容量を使い切るほど文章を入力した記憶はない。

書くことでアウトプットするのは知識だけではない。
感情も吐き出すことができる。
吐き出す感情は必ずしも整った文章になるわけではない。
でも読み手は書き手の熱量をそこに読み取ることができる。

いや、むしろ感情を隠さない文章の方が人の心を打つものだ。
どんなに論理的に正しかろうと、正しい日本語文法を使おうと、そんなことは関係がない。
そんな時は誰かの心に留まり、拾ってくれることもあるかもしれないし、ないかもしれない。
自分にできることは期待しなければいいだけ。ただ吐き出し続ければいい。

どんなにインターネット上にごみ文章を吐き出そうが世界には1mmも影響がない。

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