かつて100億ドル評価の仮想通貨帝国にほころび、FTX破綻の余波
記事を要約すると以下のとおり。
暗号資産(仮想通貨)市場のメルトダウンが拡大する中、暗号資産取引を手掛けるジェネシスが融資部門における解約と新規ローン組成を
停止したことで、親会社の米デジタル・カレンシー・グループ(
DCG)を率いるバリー・シルバート氏に望みもしないスポットライトが当たっている。 DCGの事業は多岐にわたり、ジェネシスに加え、デジタル資産運用会社グレースケール・インベストメンツを保有。シルバート氏Photographer:JoeBuglewicz/Bloomberg 暗号資産交換業者FTXの経営破綻の影響が業界全体に波及する中、主力企業であるジェネシスの解約停止で、DCGの健全性が疑問視されている。創業者にどれだけ人気があっても、もはや不透明なオフショア事業体に大きなエクスポージャーを持つことは容認されないと語った。 Bloomberg ジェネシスのディラー・イズリム暫定最高経営責任者(CEO)は今回の停止措置について、対象は融資部門のみでスポットとデリバティブ(金融派生商品)の取引、カストディー(保管・管理)事業は「引き続き完全に運営している」と説明。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース かつて100億ドル評価の仮想通貨帝国にほころび、FTX破綻の余波