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【起債評価】10年地方債スプレッド、3カ月ぶりに縮小-5月第1陣

記事を要約すると以下のとおり。

5月の市場公募10年地方債の対国債カーブ上乗せ金利(スプレッド)は2月以来の縮小に転じた。
 日銀は4月28日、植田総裁が早期の政策修正に踏み切る場合、長期金利の大幅上昇に伴い債券投資全般に損失が生じるとの警戒感がくすぶっていたが、今回の決定を受けて市場の懸念が薄れる格好となった。
10年地方債はベース金利の適正水準を巡る不透明感などを背景に投資家需要の喚起に向けてスプレッドの上乗せを余儀なくされ、ことし4月には2009年3月以来の高水準となる30bpまで発行スプレッドが拡大した。
日本証券業協会が公表する公社債店頭売買参考統計値によると、日銀の政策に対して急に何かサプライズが起こることはないとの見方が浸透し、大きな金利の波乱がない中で、これまで様子見していた投資家が動き出したこともあり、月内は予約段階で完売状況だという。
対国債カーブスプレッドは14bpと、4月の15bpだった。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【起債評価】10年地方債スプレッド、3カ月ぶりに縮小-5月第1陣

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