【経済Forum】痛み継続を投資家警告、中国の前向きな兆しも-NEF
記事を要約すると以下のとおり。
中国が厳格な新型コロナウイルス対策の緩和に動いたことで、同国経済に対する楽観ムードが広がっているが、ブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラム(NEF)の2日目に参加した投資家はインフレや金利上昇が世界の経済成長を阻害すると指摘し、さらなる痛みに備えている。興味深い市場として米国を挙げた。中国の不動産市場に前向きな兆しが見られ始めているほか、同国が独自の金利サイクルを持つようになっていることへの楽観があると指摘。 ロシアによる侵攻で世界最大級の穀物輸出国であるウクライナからの供給が落ち込み、世界の食料価格は下落。食料価格の見通しについて語るカーギルのデービッド・マクレナンCEOSource:Bloombergクリーンエネルギーに本腰を 豪フォーテスキュー・メタルズ・グループ創業者で資産家のアンドルー・フォレスト氏は、企業が「サステナビリティー(持続可能性)」「ESG(環境・社会・企業統治)」といった用語に寄りかかるのはやめ、化石燃料をクリーンエネルギーに置き換える投資に取り組む必要があると述べた。豪フォーテスキュー・メタルズ創業者でマネジングパートナーの沈南鵬(ニール・シェン)氏は、企業が化石燃料をクリーンエネルギーに置き換える投資に取り組む必要があると述べた。コンサルタントやバンカーはここ数年、ベンチャー事業の分野で積極的に活動してきたが、中心となるスキルは経営経験だとの見方を示した。セコイア・キャピタル・チャイナの共同創業者でマネジングパートナーのニール・シェン氏は「台湾を巡る次の危機到来まで非常に長い期間があるとは思わない」と発言。8月のペロシ米下院議長による台北訪問後に生じた緊張は「より日常的なものになるだろう」と述べた。
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