【米国市況】S&P500種は続落、国債上昇-ドル146円台前半
記事を要約すると以下のとおり。
27日の米株式市場ではS&P500種株価指数が続落。アップルの決算は予想を上回ったものの、株価は下落した。S&P500種は前日比0.6%安の3807.30。ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は1.9%値下がり。期待外れな決算を受けて、証券会社による投資判断引き下げが相次いだ。 米国債相場は上昇。ニューヨーク時間午後4時16分現在、10年債利回りは9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.91%。「一方で株式市場は全く異なる見方をしているようで、当局がタカ派色を弱める方向に進んでいると想定しているかのようだ」と述べた。ユーロ相場出所:ブルームバーグ 外国為替市場ではドルが主要10通貨の大半に対して上昇。欧州中央銀行(ECB)は75bpの利上げを決定。ニューヨーク時間午後4時17分現在、ドルは対円で0.9962ドル。「米金融当局は12月に0.5ポイント、1月に0.25ポイントにそれぞれペースを落とし、政策金利は4.625%でピークに達すると、当社では引き続き想定している」と続けた。米経済が3四半期ぶりにプラス成長となったことがGDP速報値で確認され、石油需要が増加するとの見方が広がった。 市場関係者の間では、米金融当局が利上げペースをいつ減速させ始めるかが引き続き関心事。 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前日比0.2%安の1オンス=1665.60ドルで終了した。
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