【米国市況】S&P500種、2022年以来の大幅高-円は147円台に下落
記事を要約すると以下のとおり。
8日の米株式相場は力強く反発。小型株で構成するラッセル2000指数は2.4%上げた。肥満症治療薬の好調を背景に、強気な業績見通しを示した。米新規失業保険申請、約1年ぶり大幅減-労働市場巡る懸念緩和か(1) 市場では先週以降、大荒れの状況が続いている。 インディペンデント・アドバイザー・アライアンス(IAA)のクリス・ザッカレリ氏は、「失業保険申請件数が予想を下回ったという良いニュースがあったと指摘。」 インタラクティブ・ブローカーズのスティーブ・ソスニック氏は、株の買い手に重要な質問があるといい、「あなたは5日に0.5ポイントの緊急利下げを求めていた人と同一人物なのかと問いかけた。」株式トレーダーは、押し目で買いを入れて、上値を追うことに執着していると言えるだろうか。短期債を中心にあらゆる年限で下げた。 午後に行われた30年債入札の最高落札利回りは4.314%。米長期債利回り上昇、入札が連日低調-新規失業保険申請の減少も寄与国債直近値前営業日比(bp)変化率米30年債利回り4.71.81% 米東部時間16時58分 ナットアライアンス・セキュリティーズの国際債券責任者、アンドルー・ブレナー氏は「新規失業保険申請件数の減少幅は予想より大きかった」と指摘。相場の反応がそれを示唆していると述べた。ただし、この両方に対する織り込みは最近の高水準から大幅に後退しているとゴールドバーグ氏。 外国為替市場で円はドルに対して下落。 MUFGのシニア為替ストラテジスト、リー・ハードマン氏は「主な意見は前回の日銀政策会合で示されたタカ派的なガイダンスを裏付ける」と指摘。急騰後の円、再び安全通貨のように取引される-バークレイズ 主要10通貨ではオーストラリア・ドルの上げが目立った。金融市場全体の動きと中東情勢になお注目が集まっている。リビア最大の油田の生産停止も支援材料。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前日比96セント(1.3%)高の1バレル=76.19ドルで終了。金融市場全体の上昇につれて買いが入った。失業保険申請件数が減少し、金もそれに追随していると述べた。 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前日比30.90ドル(1.6%高の1オンス=2463.30ドルで引けた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】S&P500種、2022年以来の大幅高-円は147円台に下落