【米国市況】Ｓ＆Ｐ500種、６週間ぶり安値に沈む－ドル136円台前半

1日の米株式市場ではＳ＆Ｐ500種株価指数が続落。
ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は2カ月連続で上昇した。
米ＩＳＭ製造業指数、2月は改善もなお縮小圏－仕入れ価格急上昇(2)　　アトランタ連銀のカシュカリ総裁は、利上げがサービス部門の減速につながっている兆しがまだあまり見られず、それが気掛かりだと述べた。
「しかし投資家は、1年で最も短い月間にそれを確認した。」
「米国では下落方向へのリスクが増えている。」
10年債利回りは市場が注目している4％を付けるのは昨年11月以来。
米ＦＦ金利、9月に5.5％でピーク到達と織り込む－金利スワップ市場外為　　外国為替市場ではドルが広範に下落。
　ドルは対円では前日比ほぼ変わらず。
　「中国での動向はＦＯＭＣがタカ派な発言を続け、引き締め継続の必要性を強く訴えるのを後押しする可能性が高いと同ストラテジストらは記し、「現時点では米国債利回りのさらなる上昇が、ドルにとって主要な上方向リスクであることに変わりはないが、少なくとも今のところは世界成長見通しの改善を背景に、ここからの上昇幅は限定されるだろうと続けた。」
　米株式相場が軟調となる中、ウェスト・テキサス・インターミディエート（ＷＴＩ）先物は、テクニカル分析上の抵抗線である50日移動平均に達したところで押し戻された。
ＷＴＩ先物4月限は42セント上昇の84.31ドル。
この日の米経済指標や連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）当局者の発言を受け、米金利軌道を見極める展開となった。
スポット価格はニューヨーク時間午後2時50分現在、0.6％上昇の1838.40ドル。