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【米国市況】S&P500は続伸、銀行懸念の緩和で金融株高い-円下落

記事を要約すると以下のとおり。

27日の米株式市場ではS&P500種株価指数が3営業日続伸。
エネルギー株も堅調だった。
経営破綻したシリコンバレー銀行(SVB)の買収で合意したファースト・シチズンズ・バンクシェアーズは、50%余り上げた。
ファースト・リパブリックにバランスシート修復の時間を与えることを念頭に置いたものだという。
「今は水面下で激しい動きがある。」
経営難に陥る銀行が他にない限り、信頼感は徐々に改善するだろうと話した。
2年債の逆イールドは続いており、先行きの景気下降を示唆している。
ウルフ・リサーチのクリス・セニック氏は「最近の銀行混乱を受けて、想定よりも深刻なリセッション(景気後退)が年内に起きるとの確信は強まった」と話した。
ドルは対円では値上がりして1ドル=131円76銭を付けた。
米国債利回りの上昇などに支えられた。
米引き締めサイクルが成熟し、ドルはもっと明白に下落するリスクがあると当社はこれまで主張してきた。
原油  ニューヨーク原油先物相場は大幅反発し、約2週間ぶりの高値を付けた。
また、イラクのクルド人自治区とトルコとの法的争いで日量約40万バレルの原油輸出が停止されたほか、フランスでは政府の年金改革に抗議するストライキで製油所稼働率が通常を大きく下回っていることも、原油相場の上昇を後押しした。
ロンドンICEの北海ブレント5月限はこの日、3.13ドル(4.2%)高の78.12ドル。
 米当局がファースト・リパブリック・バンクにバランスシート修復の時間を与えることを念頭に追加措置を検討しているとの報道を受けて、リスク資産が上昇する一方で金は売られた。
ただ、FRB当局者は年内の利下げ観測を否定している。
 スポット価格はニューヨーク時間午後2時46分現在、前営業日比1.1%安の1971.50ドルで終了した。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】S&P500は続伸、銀行懸念の緩和で金融株高い-円下落

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