【米国市況】S&P500が反発、CPIで利回り低下-ドル134円台前半
記事を要約すると以下のとおり。
10日の米株式市場ではS&P500種株価指数が反発。大型ハイテク株で構成するナスダック100指数は1.1%上昇し、昨年8月18日以来の高値で終えた。 CPIは前月比0.4%上昇となり、約2年ぶりに5%を下回った。米CPI、インフレ鈍化を示唆-FRBに利上げ停止の余地与える ソーファイの投資戦略責任者、リズ・ヤング氏は「利回りが低下し、ハイテク株が上昇している」と指摘。われわれが最も憂慮していた分野だっただけに将来が明るい。 短期金融市場は連邦公開市場委員会(FOMC)の次回会合での利上げ休止と早ければ7月の利下げ開始を織り込んでいるが、既定路線というわけではない。金利スワップ市場ではドルがCPIを受けて下落。ドルは対円で一時、1ドル=134円11銭まで下げた。米デフォルトリスクは11年より高い-ヘッジファンド運用者ワドワニ氏 原油 ニューヨーク原油相場は今週に入り初めて値下がりした。この日発表された米エネルギー情報局(EIA)の在庫統計によれば、主要な米貯蔵施設での原油在庫は3月以来の高水準に増加。 オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「在庫増加がなお原油価格の下押し圧力になっている」と指摘。ロンドンICEの北海ブレント7月限は1.03ドル下げて76.41ドルで引けた。 スポット価格はニューヨーク時間午後3時41分現在、前日比0.3%安の1オンス=2029.32ドル。
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