【米国市況】S&P500、4日間では今年最大の上げ-ドル146円台後半
記事を要約すると以下のとおり。
13日の米株式相場は上昇。同価格指数は金融当局がインフレ目標の基準としている。13日の株式相場は上昇Photographer:MichaelNagle/Bloomberg モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏は、「安定を求める市場は、インフレ鈍化のさらなる証拠を得たと指摘。」金利スワップ市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が9月に40ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)近い利下げ、また2024年全体で約105bpの利下げを実施すると織り込んでいる。 22Vリサーチが実施した投資家調査によると、CPIに対する市場の反応について、52%が「リスクオン」になると予想。ナスダック100指数はこの日2.5%上昇。アルファベット傘下のグーグルは、スマートフォンとスマートウオッチ、ワイヤレスイヤホンの最新機種を発表した。同氏は外食大手チポトレ・メキシカン・グリルのCEOを務めてきた。ナスダック100とラッセル2000に連動する上場投資信託(ETF)が示すように、13日の市場では大手テクノロジー銘柄が小型株をアウトパフォームしている。 Source:JanneyMontgomeryScott 世界金融市場でボラティリティーが上昇しても、米大手テクノロジー企業に対する期待や経済のソフトランディング(軟着陸)への楽観は揺るがなかったことが、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のグローバル調査で示された。調査によれば、株式を手放して債券や現金といったディフェンシブな資産へのローテーションが見られたが、ハイテク大手「マグニフィセント・セブン」の株式に対するロング(買い持ち)ポジションは、リセッションを確実に回避するために米金融当局はより積極的な利下げが必要だと考えていると続けた。この1カ月に起きた売り浴びせにもかかわらず、依然として投資家の強気ポジションが広がっているためだという。こうしたポジションは平均7.6%の潜在的な損失を抱えているという。午前中から堅調だったが、PPI発表後には上げを拡大し、この日の高値を付けた。市場は14日発表のCPIに注目している。 ドルは対円でも下落。高いボラティリティーと地政学的緊張、逃避需要が円を支えるとしている。 ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は1バレル当たり78ドル台に下げた。 投資家の関心は国際エネルギー機関(IEA)の月報に移った。WTI先物出所:CME USバンク・ウェルス・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、ロブ・ヘイワース氏はこの日のリスク回避的な価格動向について、上振れ方向にある金融市場全般に逆行しており、イランによる報復攻撃がまだないことからリスクプレミアムの一部が巻き戻されたことを示していると指摘。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は2%下げて80.69ドル。PPI発表の直後に下げた後、いったん値を戻す場面もあった。金利の低下は通常、利息を生まない金投資には強気材料となり得る。金スポット価格出所:ブルームバーグ 金相場は年初から約20%上昇。 ストーンXファイナンシャルのアナリスト、ローナ・オコネル氏は「長い期間で見れば、金の追い風は向かい風よりも強く吹く」と述べた。原題:S&P500NotchesBiggestFour-DayRallyThisYear:MarketsWrap(抜粋)TreasuriesRallyAfterJulyPPIDataMiss,HoldGainsBeforeCPIDollarTumblestoThree-MonthLowAheadofCPI:InsideG-10OilSnapsFive-DayRallyasMideastRisksVieWithIEAOutlookGoldSwingsasUSInflationReadingsFallShortofForecasts。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】S&P500、4日間では今年最大の上げ-ドル146円台後半