【米国市況】銀行株に売り、6月利上げ確率わずか25%-ドルは反落
記事を要約すると以下のとおり。
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利上げ停止の可能性を示唆したことから、市場が織り込む6月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率は25%に下がった。債務上限交渉から退席した共和党交渉団は、話し合いが「一時停止」されたと述べた。そうなれば6月13ー14日の次回FOMCで政策金利が引き上げられる確率も下がるだろうと述べた。 「上限適用の短期先延ばしを議会が可決する確率は、現時点で50%程度というのが妥当だろう。」動画:ワシントンでの会合で発言するパウエルFRB議長出所:ブルームバーグ タッチストーン・インベストメンツのグローバル・マーケット・ストラテジスト、クリット・トーマス氏は「確かに利上げの可能性はまだあるが、利上げしたとしても最後の利上げになるだろう」と予想。 FOMCの日程に合わせたスワップ金利は低下し、6月FOMCでの利上げ停止を示唆するパウエル議長発言が影響した。米債務上限交渉の行き詰まりを受けて、ニュージーランド・ドルと逃避先通貨が特に買われた。拙速な政策転換、2%達成の芽つむコスト極めて大きい-日銀総裁(2) 6月のFOMCで政策金利が引き上げられれば、リスク資産を巡る状況が一変し、すでにタイトな金融環境は悪化するだろうと、バークレイズはリポートで指摘した。原油 ニューヨーク原油相場は続落。 原油市場は今週、総じてファンダメンタルズよりも債務上限問題に関するニュースを意識した取引となった。アジアの製油業者は米国産原油の購入を再開。WTI原油週間騰落出所:Nymex ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は前日比31セント(0.4%)安の1バレル=71.55ドル。週間では1.9%高だった。金は週間では下落した。これを手掛かりに金は一段高となった。イエレン財務長官は銀行危機が終わったと言うには程遠く、さらなる合併が必要になるかもしれないとの見解を示したと続けた。
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