【米国市況】米国債反発、ＦＯＭＣ後の売り一巡－日銀維持で円全面安

22日の米金融市場では米国債相場が反発。
米国債利回りは依然、数年ぶり高水準にあり、「この先の回復が順調に進むのは難しいだろうと述べた。」
この水準に達した後はリスクセンチメントの軟化と最新の金利予測分布図（ドットプロット）を理由に、来年に約75ベーシスポイント（ｂｐ、1ｂｐ＝0.01％）の利下げを見込む市場の織り込み具合は「当面」続く可能性があると分析した。
週間では3月以来の大幅安で終えた。
米市場上場の中国株には、米中が経済と金融を協議する作業部会を設置することを好感した買いが入った。
　「市場が底打ちしたと判断するのはあまりにも早い。」
ボストン連銀のコリンズ総裁はさらなる引き続き「可能な限り優しく」物価上昇圧力を抑制することに注力していると語った。
　金利高止まりでリセッション（景気後退）リスクが強まるとの見通しから、投資家は昨年12月以来の速いペースで株式を手放していると、マイケル・ハートネット氏らバンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）のストラテジストが指摘した。
　ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）とステランティスは、さらに合計38の施設でストに直面している。
　英競争・市場庁（ＣＭＡ）はマイクロソフトがゲームソフト会社アクティビジョン・ブリザードの買収計画を修正したことを受け、買収承認に道が開かれるとの見解を明らかにした。
動画：ＪＰモルガンのクリスチャン・マレク氏Source:Bloomberg 外為　　外国為替市場では日本銀行の大規模緩和維持を受けて、円が全面安となった。
為替直近値前営業日比変化率ブルームバーグ・ドル指数1258.081.0645-$0.10%ドル／円¥148.36¥0.15%  米東部時間16時54分　　ドル・円は週間ベースで3週連続高。
　主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は3日続伸。
　シティのジゼラ・ホージャ、ベロニカ・クラーク両氏は「サービス業の活動は当面成長を続ける見通しだが、弱まり始める兆候が出てこないか注意して見ていくつもりだ。」
ユーロ圏民間部門の経済活動は9月も縮小が続き、域内経済は7－9月（第3四半期）にマイナス成長となる可能性が示唆された。
 原油　　ニューヨーク原油先物相場は反発。
米金融当局が高水準の金利をより長期にわたって維持する公算が大きいことを示唆したため、週初に付けた年初来高値からは下げている。
 金　　ニューヨーク金先物相場は小反発。
 原題：TreasuriesHaltFed-FueledRoutasStocksStruggle:MarketsWrap（抜粋）TreasuriesRallyAcrossCurve,PartlyUnwindFed-DrivenSelloff（抜粋）YenFallsAfterBOJ;DollarSetforWeeklyGain:InsideG-10（抜粋）Oil’sRallyCoolsasTightCrudeMarketViesWithHawkishFed（抜粋）GoldEdgesUpAfterDroppingFollowingFed’sHawkishMessaging（抜粋） 。