【米国市況】株続落、S&P500種は2年ぶり大幅安-ドル144円台前半
記事を要約すると以下のとおり。
5日の米株式相場は急落。大型テクノロジー株で構成するナスダック100指数は、月初のパフォーマンスとして2008年以来の最悪となった。少なくともまだその状況ではないと指摘。まだ何も壊れていないが、壊れつつあり、同当局は後手に回るリスクがあると述べた。「「悪いことは悪いことという局面が到来することを見込んで、株式には慎重な姿勢を崩さないと付け加えた。」「リセッション」という言葉が復活し、ゴルディロックストレードを頓挫させていると指摘。 米10年債は上昇。国債直近値前営業日比(bp)変化率米30年債利回り4.07%-0.6-0.94%米2年債利回り3.00.78%-3.9-0.94%米10年債利回り4.07%-3.78% 米東部時間16時56分 債券トレーダーは米景気が急激に悪化する寸前にあり、積極的な金融緩和の開始が必要になるとみている。FRB、1週間以内の25bp緊急利下げの確率60%-短期金融市場(1) かつて債券王と呼ばれたビル・グロース氏は、自身は「朝方の底値からの小幅な回復を買っているわけでもない」し、売っているわけでもないとX(旧ツイッター)に投稿。 プリンシパル・アセット・マネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、シーマ・シャー氏は景気の弱さを巡る懸念は行き過ぎであることが分かるだろうが、悲観的なシナリオが強いことを踏まえれば、市場が直ちに好転する可能性は低いことがうかがえると指摘。世界的にキャリー取引の巻き戻しが進み、アジア時間の取引で一時141円70銭まで買われた後は、伸び悩む展開となった。 クレディ・アグリコルのG10FX調査・戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏は「市場は米ISM非製造業指数の発表にかけて、非常に積極的な米金融緩和を織り込んでいたため、ドルが円やスイス・フラン、ユーロなどに対して大きく下げていた」と指摘。サーム氏、米国は景気後退に「不快なほど近い」-冷静さが重要とも指摘 MUFGのシニア為替ストラテジスト、リー・ハードマン氏は「円の急上昇と日本銀行のタカ派的な政策が、過去数年にわたってアウトパフォームしてきた日本株のアンダーパフォーマンスにつながっている」と話した。 原油先物相場は3営業日続落。株式相場が一段ときつい下げとなり、リスク資産から資金が逃避した。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は51セント下げて76.30ドルで終了。世界的な株安を受けて換金売りが膨らんだが、その後は下げ、6月上旬以来の大幅安となった。 ブリオン・ボールトの調査責任者、エイドリアン・アッシュ氏は「ニューヨーク市場の寄り付き前に追い証を求められたトレーダーが、株式市場での損失をカバーするために、利益の出ている金のポジション解消を余儀なくされた」と指摘。中央銀行の買いとアジアの消費者に支えられ、7月には史上最高値を更新した。 しかし、これらの強気要因は世界的な株安によるポジションへの圧力によって、この日は影を潜めた。 原題:StockMeltdownPutsS&P500onBrinkofCorrection:MarketsWrap(抜粋)TreasuriesExtendRally,EndOffHighsAfterISMServicesBeat(抜粋)OilSlumpstoFreshSeven-MonthLowAmidGlobalFinancialRout(抜粋) 。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】株続落、S&P500種は2年ぶり大幅安-ドル144円台前半