【米国市況】株続落、大幅利上げ継続観測強まる-ドル148円前半
記事を要約すると以下のとおり。
1日の米株式相場は続落。S&P500種は前日比0.2%)安の3856.10。 大型ハイテク株がこの日も相場を押し下げた。10月に46年ぶりの高い月間上昇率を記録したダウ平均は、今後数週間の相場動向はパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が2日に発するシグナルと、その後の米金融当局者発言に左右されるとの見方を示した。 ニューヨーク・ライフ・インベストメンツのエコノミスト兼ポートフォリオストラテジスト、ローレン・グッドウィン氏は、高インフレの中でも米利上げが小休止する可能性はあるとの見方だ。 米国債市場ではドル指数が下げの大半を埋めた。ニュージーランド・ドルと円が対ドルでの上昇率上位となった。 ジェフリーズのストラテジスト、ブラッド・ベクテル氏は1日付のリポートで「岸田文雄首相が発表した新たな財政措置が現行の金融政策設定と相まって、ドル・円は再び150円を試すことになるだろう」と述べた。ドルの軟化も、ドル建てで取引される商品の投資妙味を高めた。WTI先物(白)、9月29日終値(81.23ドル、オレンジ)出所:Nymex ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のマクモニグル事務局長は、前日比1.84ドル上昇の94.65ドル。「現物市場は非常に逼迫(ひっぱく)している。」FOMCの決定発表を翌日に控えてドルが下げ、ドル建てで取引される金が買われた。金利上昇は利息を生まない金投資の妙味を低下させる。「しかし景気の回復が始まり、金融緩和が議題に上がるようになれば、価格は上向くはずだ」と予想した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】株続落、大幅利上げ継続観測強まる-ドル148円前半