【米国市況】株続伸、銀行懸念を好決算が打ち消し-1ユーロ150円付近
記事を要約すると以下のとおり。
28日の米株式相場は続伸。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の破綻を受けた検証で、米金融機関監督の徹底的見直し呼び掛け-SVB破綻の検証(1) ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は0.7%高。同社はクラウドコンピューティング部門の売り上げの伸び減速を明らかにした。引け後にロイター通信は関係者情報として、FDICがファースト・リパブリックを管理下に置く準備をしていると報じた。問題は引き続きセンチメントとポジション動向だと述べた。米PCEコア価格、根強いインフレ示唆-5月利上げの論拠強まる(2) INGファイナンシャル・マーケッツのパドライク・ガービー氏は「インフレは一様に定着しているようであり、それがなおも問題だ。」ファースト・リパブリック株急落などを受けて、リスク回避の買いが入った。賃金インフレはサービスのコアインフレを押し上げるだろうと話した。対ユーロでは2008年以来の安値に下げた。 円は対ドルでは一時1.1017-$0.10% 米東部時間16時54分 日銀の植田和男総裁は政策会合後の記者会見で、先行きの金融政策変更、多角的レビュー期間でも必要なら実行-日銀総裁(3)原油 ニューヨーク原油先物相場は続伸。リスクオンのセンチメントで商品全般が買われる中、約4週間ぶりの大幅上昇となった。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は、前日比2.02ドル(2.7%)高の1バレル=76.78ドルで終了。スポット価格はニューヨーク時間午後4時3分現在、31セント高の1988.09ドル。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】株続伸、銀行懸念を好決算が打ち消し-1ユーロ150円付近