【米国市況】株続伸、決算期待からハイテク買い－円は一時140円86銭

25日の米株式相場は続伸。
ダウ工業株30種平均は12日連続で上昇し、6年ぶりの長期連続高となった。
7月の米消費者信頼感指数、2年ぶり高水準－雇用市場を楽観視　　Ｓ＆Ｐ500種が最高値にあと約5％に迫る中、市場は強気に傾斜し、買われ過ぎの領域にあることが示唆されているため、多くの投資家は今後の方向性を決定する上で業績に期待している。
同指数はまだ強気相場の高値付近で推移し、年初来で40％余り上昇しているため、投資家の期待は明らかに高く、失敗の余地はほとんどないと述べた。
アマゾン・ドット・コムが、アイロボットの買収価格を引き下げたことが嫌気された。
米株式市場の強気傾斜、上昇基調にブレーキかける恐れ－シティ　　ブルームバーグがまとめたデータによると、ウォール街が決算発表シーズンを前に期待値を下げていたため、今のところ約80％の企業決算が予想を上回っている。
米国債相場は総じて下落。
中国指導部、不動産政策を緩和する方針を示唆したことについて、市場のセンチメントを向上させ、「ユーロを下支えし続けると指摘。」
「ポジティブなリスクセンチメントがなければ、ユーロは著しく弱くなっていただろう」と語った。
　世界最大の原油輸入国である中国は、共産党中央政治局会議で不動産セクター支援拡大と消費促進策を打ち出した。
25日もその水準を上回る領域にとどまれば、買いが膨らむ可能性がある。
ロンドンＩＣＥの北海ブレント9月限は同90セント（1.1％）高の83.64ドル。
　金相場は今週のＦＯＭＣ会合での0.5％高の1オンス＝1964.50ドル。
ニューヨーク商品取引所（ＣＯＭＥＸ）の先物12月限は1.80ドルで終了した。