【米国市況】株続伸、トランプ氏が副大統領候補選出-ドル158円前半
記事を要約すると以下のとおり。
15日の米株式相場は続伸。S&P500種株価指数は最高値付近で推移した。テスラも高い。民主党の方がこうしたセクターに友好的とみられている。一方、エヌビディアは値下がりした。自社株買いの減速計画を示したが、大幅な増益が好感された。 バンス議員(39)はトランプ氏よりも40歳近く若く、共和党に、新鮮な声を提供する。 UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのトム・マクローリン氏は「米国の歴史上、歴代大統領の3分の1が副大統領を経験していることから、今回の決定は極めて重要だ」と指摘。同議長は4-6月(第2四半期)の経済データで、インフレが当局目標の2%に向かって低下しているとの自信を政策当局者が深めたと述べた。国債直近値前営業日比(bp)変化率米30年債利回り4.46%0.14% 米東部時間16時51分 オッペンハイマー・アセット・マネジメントのジョン・ストルツファス氏は「トランプ前大統領の暗殺未遂事件には衝撃を受けたが、市場はこのニュースを素早く消化し、大騒ぎしないだろう」と指摘。 TDセキュリティーズのマーク・マコーミック氏は、市場は「選挙についてはそれほど騒いでおらず」、それよりも米経済指標、とりわけ最新の消費者物価指数(CPI)の意外な下振れを享受することに熱心なようだと話した。 ドル指数は上昇。 円は対ドルで小幅安。金利差が非常に大きいためだと指摘。 円は年初来では対ドルで約10%下落しており、主要10通貨で最悪のパフォーマンスとなっている。 ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は終値で1バレル=82ドルを割り込んだ。 BOKファイナンシャル・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏は「原油相場には、7月最初の2週間が過ぎると高値圏に達するという強い季節的傾向がある」としつつ、弱気な経済ニュースを受けて「トレーダーは利益確定モードになっている」と述べた。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は18セント(0.2%)下げて84.85ドル。市場ではパウエルFRB議長の発言と、週末に起きたトランプ前米大統領の暗殺未遂事件による影響を意識する展開となった。利下げは利息を生まない金にとってプラスとなる。 MKS・PAMPの金属戦略責任者、ニッキー・シールズ氏は金スポット相場について、当初はトランプ氏暗殺未遂に大きな反応を見せず、アジア・欧州時間ではほぼ横ばいで推移したが、その後に「時差を伴って強気の反応を示し」、上昇を再開したと分析。議長はワシントンのエコノミック・クラブで行われたインタビューで、最近の経済データを受けてインフレ率が目標の2%に向かって低下しているとの確信を当局は強めたとしつつ、利下げのタイミングについて具体的なメッセージを送る考えがないことも明確にした。
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