【米国市況】株反発、強い雇用統計で景気楽観論強まる-151円60銭台
記事を要約すると以下のとおり。
5日の米国株式市場は反発。平均時給は市場予想に一致した。メタ・プラットフォームズが大型株の上昇を主導した。マスク氏、テスラが低価格車の計画取りやめとの一部報道を否定(1) 雇用統計を受けて、スワップ市場では9月より前の利下げ予想確率は約52%で、7月も100%を割り込む動きが消えた。LessFedEasingPricedAfterMarchJobsSwapspricein23bpofratecutsforJulymeetingand50bpbyNovemberSource:BloombergChangeinFed'sinterest-ratetargetimpliedbyovernightindexswapsandSOFRfutures.Feddotsuseinterpolation. インディペンデント・アドバイザー・アライアンス(IAA)の最高投資責任者(CIO)、クリス・ザカレリ氏は「投資家にとって米金融当局がいつ、何回利下げを行うかよりも、個人消費と企業収益の方が重要である限り、株価は上昇する可能性がある」と指摘する。しかしながら、利下げなし、あるいは追加利上げとなるなら話は全く違ってくる。 その上で「労働市場がこれだけ力強いということは、企業と経済が高金利に適応していることを物語っている」と述べた。米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事もインフレの上振れリスクに対して警戒感を示し、利下げを検討するのは時期尚早だと改めて表明した。 モーニングスターのプレストン・コールドウェル氏は「米雇用市場に早期の緩和を迫るような弱さは見当たらないが、緩和を阻止するような逼迫(ひっぱく)感もない」と指摘。さらに4月30-5月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)までには、FRBがインフレ指標として注目する3月の個人消費支出(PCE)価格指数が発表される。その後、ダラス連銀のローガン総裁が利下げ検討は「あまりに早過ぎる」と発言し、短期債に売りが膨らんだ。ところが、実際にはインフレ低下の進展が鈍る一方で、成長指標は堅調を維持。「リセッション(景気後退)に陥るリスクも低下させるため、投資家はより高い利回りを要求するようになる」と述べた。引き続き152円のラインが日本の通貨当局が介入に乗り出す水準として警戒されている。7月の利下げを予想する同氏は「ここ1年で、米国の例外主義はすっかり常態化し、市場関係者は大幅な上振れになっても当たり前のことと見なすようになっている」と指摘した。 カナダ・ドルは主要通貨に対して全面安。北海ブレント原油は1バレル=90ドルを上回る水準を維持した。 SEBのチーフ・コモディティー・アナリスト、ビヤルネ・シールドロップ氏は「市場は今、イランから何らかの報復が行われる可能性が高いことを知っているが、時期や場所、内容までは分かっておらず、強い不安と緊張をもたらしている」と述べた。一方、ANZバンキング・グループは3カ月の見通しを95ドルに引き上げた。金 金スポット相場は反発。 雇用統計を受けて米国債利回りが上昇。 バン・エック・アソシエーツの金・貴金属ポートフォリオマネジャー、イマル・カサノバ氏は「3月は毎週、最高値を更新した。」
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