【米国市況】株上昇、S&P500種過去最高値に接近-ドルは142円前半
記事を要約すると以下のとおり。
米国株式相場は2023年最後の週を上昇でスタート。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は過去最高水準。 モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのマネジングディレクター、クリス・ラーキン氏は「市場の焦点は、今のモメンタムが新年に持ち越されるかどうかにすぐ変わるだろう。」ストック・トレーダーズ・アルマナックによれば、S&P500種が9週連騰となれば、2004年より後では最長記録となる。10週連騰となったのはわずか3回だった。 企業ニュースとしては、アップルは連邦高裁に上訴した。フェデックスが自社株買いの前倒し契約をみずほマーケッツアメリカスと締結。 TDセキュリティーズの米金利戦略責任者、ジェナディー・ゴールドバーグ氏は「強い入札結果は、利下げ開始がかなり近くに迫っていると警戒される中で、デュレーション長期化を継続することに積極的な投資家心理をうかがわせる」と述べた。米マスターカードの消費調査部門「マスターカード・スペンディングパルス」の初期データによると、今年の米年末商戦では小売売上高の増加が昨年に比べてかなり鈍いペースにとどまった。外為 ドル指数は3営業日続落。為替直近値前営業日比変化率ブルームバーグ・ドル指数1215.58-2.83-0.00330.3%下落した。ブルームバーグ・ドル・スポット指数出所:ブルームバーグ ユーロは4カ月余りで最も高い1.1045ドルに達する場面もあった。日本銀行が発表した11月の企業向けサービス価格指数は30年ぶりの高い上昇率を維持。フーシ派(イエメンの親イラン武装組織)による船舶攻撃が相次ぎ、重要水路である紅海で航行の混乱が続いている。 フーシ派は26日、紅海を航行する船舶から受けていた。イエメン沖航行の船舶、爆発とミサイル目撃を報告-英海軍機関にブレント原油の週間騰落率出所:ICEフューチャーズ・ヨーロッパ デンマークのコンテナ海運大手APモラー・マースクは24日、フーシ派による攻撃から船舶を守る新たな多国籍部隊の発足を受け、紅海を航行する船舶の運航再開に向けた準備を進めていると発表した。イスラム組織ハマスとイスラエルの戦争が中東の広い範囲に拡大するリスクが浮き彫りになった。 金 金相場は小幅に上げて、3営業日続伸。年間ベースでは3年ぶりにプラスで終える勢いだ。これは金利の付かない金にとっては強気のサインだ。
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