【米国市況】株上昇、雇用統計が年内利下げ観測後押し-160円台後半
記事を要約すると以下のとおり。
5日の米株式市場でS&P500種株価指数は4日続伸。過去2カ月分は計11万1000人下方修正された。経済状況は冷え込んでおり、連邦公開市場委員会(FOMC)にとってはトレードオフが変わってくる。これは利下げの論拠を支える。しかし、今年前半の相場がすでに力強く上昇しただけに、ネガティブサプライズがあれば、大きく下げる可能性があるとした。国債直近値前営業日比(bp)変化率米30年債利回りは10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の4.47%-8.2-1.89%米2年債利回り4.60%と、4月1日以来の低水準をつけた。「労働市場のバランスが回復するのに伴って穏やかな緩和サイクルに乗り出す」という「非常に強いバイアス」を米金融当局が持っており、インフレが下振れする可能性もあると語った。 ブラックロックのポートフォリオマネジャー、ジェフリー・ローゼンバーグ氏は「9月FOMCを決定づけるのは一連の新たなデータであり、来週そして来月のインフレ統計が何より重要だ」とブルームバーグTVで発言。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は4日続落し、3週間ぶり安値を付けた。週間ベースでは円は165円近くまで下落へ、日米金利差拡大で-UBPストラテジスト ニューヨーク原油先物相場は反落したが、週間ベースでは4週連続高。 ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が4週連続で上昇したのは、2023年8月以降で初めて。 米エネルギー情報局(EIA)が3日に発表した週間統計で、米原油在庫は約1年ぶりの大幅減となり、需給逼迫(ひっぱく)を示唆した。「さらに取り崩されれば、原油相場の回復を一段と支えるはずだ」と記した。週間ベースでは2%上昇した。雇用統計で労働市場が徐々に減速している状況が示され、今後数カ月に米利下げが実施されるとの観測が強まった。 金相場は過去1カ月の大半、比較的狭いレンジで推移していたが、9月利下げ観測の強まりを背景に、今週は2%を超える上げとなった。原題:StocksUpasPathtoSeptemberFedCutGetsWider:MarketsWrapDollarPostsWeeklyDeclineAfterSoftJobsReports:InsideG-10USBondYieldsFallasJobsDataFuelsBetsonTwo2024FedCutsOilPostsWeeklyGainasHurricane,StockpileDropExtendRally GoldHitsHighestSinceMayAfterCoolingUSEmploymentData。
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