【米国市況】株上昇、銀行混乱の最悪期過ぎたとの見方-134円台前半
記事を要約すると以下のとおり。
14日の米株式相場は上昇。 S&Pグローバル・レーティングはファースト・リパブリック・バンクを「ウオッチネガティブ」に指定したほか、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは米国のバンキングシステムの見通しを「ネガティブ(弱含み)」と、これまでの「安定的」から引き下げた。「前日の取引終了時点では、米消費者物価指数(CPI)がどうなるか織り込もうと努めていた。」 2月の米CPIは前月比ベースで5カ月ぶりの大きな伸びとなり、市場予想も上回った。米CPI、コア指数が予想上回る-FOMCに利上げの圧力(3) ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」を創業したメリルリンチの元トレーダー、トム・エッセイ氏はCPIを受けて、米金融当局がインフレに関する信頼維持を望むのであれば、来週に再度の利上げを終了したとのシグナルを発するべきではないことを示していると続けた。2月のCPIでインフレの高止まりが示されたことが背景。米金融当局は次回の政策決定で、インフレ高進継続と銀行セクター混乱をてんびんにかけて検討する可能性が高いとみられている。「ユーロと円のロングにとってプラスだ」と述べた。原油 ニューヨーク原油相場は取引終盤に大きく下落。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は3カ月ぶりの安値。WTI原油先物出所:Nymex 15日には国際エネルギー機関(IEA)が需給見通しを発表する。ロンドンICEの北海ブレント5月限は3.32ドル下げて77.45ドル。 SVB破綻の余波によるリスクは消えていないと、オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は指摘する。と述べた。
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