【米国市況】株は11月以来の大幅高、賃金の伸び鈍化-ドル132円付近
記事を要約すると以下のとおり。
6日の米株式相場は反発。ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は同0.9%値上がり。「しかし、平均時給の伸びが11月分で下方修正された上、12月は予想を下回ったため、連邦公開市場委員会(FOMC)は時間稼ぎができる」と述べた。賃金の伸び鈍化はパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長のさらなる引き締め計画に冷や水を浴びせていると話した。昨年12月の米ISM非製造業指数、予想外の縮小圏に陥ったことも材料になった。米債券市場の利上げペースがさらに減速するとの見方が強まった。対円では一時1.0%ドル/円¥132.14-¥1.2% 米東部時間16時55分 ジェイ・ブライソン氏率いるウェルズ・ファーゴのエコノミストは「米経済成長は2022年10-12月(第4四半期)にしっかりとプラス圏を維持した。」 キャピタル・エコノミクスの米国担当シニアエコノミスト、アンドルー・ハンター氏は「米雇用統計は米金融当局にとって強弱まちまちで、今後数会合は恐らく利上げを続けるだろう。」原油 ニューヨーク原油相場は小幅に続伸した。これらの統計を受け、米金融当局は引き締めサイクル終了にかなり近づいているとの見方が強まったためだと指摘。サウジアラビアがアジアと欧州向けの原油価格を引き下げ、短期的な需要見通しを懸念している様子が示唆された。ロンドンICEの北海ブレント3月限は12セント下げて、78.57ドルで終了した。同統計発表後のドル安も金相場を支えた。 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は29.10ドル(1.6%)上昇し、1オンス=1869.70ドルで終了した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】株は11月以来の大幅高、賃金の伸び鈍化-ドル132円付近