【米国市況】株は小幅高、国債利回り上昇-植田総裁会見で円安進行
記事を要約すると以下のとおり。
10日の米株式市場では、S&P500種株価指数がわずかに上昇。日本銀行の植田和男新総裁が就任記者会見でタカ派的なメッセージを送らなかったことから円は下落した。 追加利上げ観測を背景にテクノロジー株は全般に軟調。一方でマイクロン・テクノロジーなどの半導体株は上昇。12日には3月の米消費者物価指数(CPI)が公表される。米金融当局の政策金利判断は、ほぼ全て3月のCPI次第となるだろうと記した。 RBCキャピタル・マーケッツのロリ・カルバシナ氏は「気の毒なことに金融業界は常に早い時期に苦境に立たされる。」堅調な内容だった雇用統計を受け、5月に再び0.01%)上昇し、4%台に乗せた。 ゴールドマン・サックス・グループとバークレイズのストラテジストらは、市場が米政策金利の一段の引き上げを織り込まれた。 円は対ドルで下落。YCCとマイナス金利は継続適当、現状維持の姿勢示す-植田総裁(3)為替直近値前営業日比変化率ブルームバーグ・ドル指数1231.535.240.40% 米東部時間16時56分 ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨戦略担当グローバル責任者ウィン・シン氏は「欧州市場の多くがまだ休みで、明日になるまで全体像は得られないかもしれないが、今のところドルが運転席に戻ったようだ」と指摘。ドルの上昇が響いた。 BOKファイナンシャル・セキュリティーズのトレーディング担当シニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏は「ドル上昇が原油相場の微調整につながった」と指摘。 シティグループの商品調査グローバル責任者、エド・モース氏は「経済の実情を見極めようとしているが、回復は緩慢だ」とブルームバーグテレビジョンで話した。金 ニューヨーク金相場は続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比1.1%下げて2003.80ドルで終了した。
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