【米国市況】株は小幅高、企業決算とPMI統計見極め-ドル134円台
記事を要約すると以下のとおり。
21日の米国株式相場は小幅高。11カ月ぶりの高水準となり、インフレ圧力が再燃する恐れが示された。そうなれば株式市場には向かい風が吹くとわれわれは判断しているとリポートで説明。 米消費財メーカー、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は2023年6月通期の売上高見通しを引き上げた。過去4回の決算シーズン開始はどれも強い市場のパフォーマンスと時期が一致した」と指摘。ブルームバーグテレビジョンで話すモルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントのリサ・シャレット最高投資責任者(CIO)出所:ブルームバーグ 米国債 米PMI統計を受けて、直近の金融政策に敏感に反応する2年債利回りは4.2%近辺まで上昇した。為替直近値前営業日比変化率ブルームバーグ・ドル指数1225.11-0.16-0.17% 米東部時間16時50分 ドルは前日比ベースでは、主要10通貨に対してまちまち。ブルームバーグ・ドル指数出所:ブルームバーグ 日本の消費者物価指数(CPI)データを受け、ドルは対円で一時、0.5%下げていた。ただ週間ベースでは5週間ぶりの下落となった。スタンダードチャータードのアナリスト、エミリー・アシュフォード氏は「OPECプラス減産を巡る興奮の一部は薄れたようだ」と語った。 ニューヨーク商品取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は56セント上げて81.66ドル。4月の米サービス業PMIが予想以上に強い数字となり、金融当局がインフレ抑制のため利上げを継続するとの観測が強まった。米経済が強すぎるため、米金融当局による一段の引き締めにさらされることになるからだと指摘。
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