【米国市況】株は大幅反発、パウエル議長講演で幅広い銘柄に買い
記事を要約すると以下のとおり。
30日の米国株式相場は大幅反発。月間ベースでは2021年8月以来の長期上昇局面を記録。 パウエル氏は「利上げペースを落とす時期は早ければ12月の会合になる可能性がある」と述べた。 政策金利は9月に想定していたより「いくらか高い」水準まで上昇する公算が大きいとも、パウエル議長は述べた。「市場は議長講演の最初の部分だけに耳を貸したいようだ」と続けた。別の主要指標である国内総所得(GDI)は0.3%増加した。米国債相場は全ての年限で上昇。国債直近値前営業日比(bp)変化率米30年債利回り出所:ブルームバーグ 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の米マクロ戦略責任者、ジョージ・ゴンキャルベス氏は「パウエル議長は今月のFOMCで述べたようなタカ派のトーンを繰り返すと市場は予想していたため、この日の発言は歓迎された」と指摘。朝方は10月の米求人件数の減少を受けて、ドル指数は0.7%ドル/円¥138.05-9.48-0.7% 米東部時間16時42分 ブルームバーグ・エコノミクスの米国担当チーフエコノミスト、アナ・ウォン氏は「パウエル議長は労働者不足を350万人と推計しており、その大半は早期引退を反映しているため、労働市場に戻ってくる兆候はほぼ見られないと述べた。」 ドルは月間ベースで2009年以来で最悪の下げに向かっている。この日の米政府統計が記録的な輸出需要と原油在庫の大幅減を示したことも買いを誘った。同限月はこの日が最終取引日。原油および石油製品の輸出は記録的水準に拡大した。パウエルFRB議長発言後のドル急落と米国債相場持ち直しが追い風となった。 パウエル議長は講演で、早ければ来月にも政策引き締めペースを減速させると示唆した。 ニューヨーク金先物は反落。
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